私は今、スピーチデーで大忙し。
スピーチデーとは卒業式。
学校によってはグラデュエーションというところもあるみたいだけれど、私の勤めるFMキャンベルではスピーチデーとよんでいる。
そして、私はこのスピーチデーに委員会メンバーであるゆえ、忙しい。
とは、いっても要領の得ない私はほとんど委員会にいるだけに等しいのだが。
委員会のミーティングがなぜか夜9時から12時だったりする。
そして、ソロモンののんびりムード。時々、そののんびりさに疲れて、さっさと話をすすめてプログラムなどを計画していく私。この辺は今までの経験が活きているのだろうか。
こののんびりムードに「ソロモン人は~」っていう人もいるけれど、私はソロモン人は動き始めるのが遅いだけで、できないわけでないと思う。
私がしなくてももう少し待てば、きっと誰かがやったと思う。
そういう意味では、日本でも同じようなことがあると思う。
「全くあいつはのろくて、何も出来ないな~」
そうじゃなくてペースが違うだけ。
そんなに急がなくたって完走すればいいこともあるんじゃないかなと思う。
速さだけに意味があるわけじゃない。
ふとそんなことを思った。
話が脱線したけれど、今はスピーチデーに向けての準備が大詰めを迎えているのある。
こうした行事にかけるソロモン人の熱意は本当にすごいなぁと思う。
先月行われたファンドレーシングは、ヤシの葉と木とロープをブッシュから調達してきて、販売小屋を作り、当日は生徒たちが芋やバナナ、野菜、お料理を持って当校。さまざまなゲームが行われ、学校はあっという間にお祭り会場になった。
スピーチデーは牛を殺して、石を運んでモツをして、料理をして、テントを作って、ココナッツの葉を編んだり、装飾を作ったり、それはそれは学校中の人が3日がかりで準備をする大イベント。
果たしてどんなものになるのだろう?
PR